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おたふくかぜ

どんな病気?

おたふくかぜウイルスによる病気です。かかっても軽症の場合が多いですが、髄膜炎や難聴、精巣炎などの重い合併症を引き起こすことも多いです。
髄膜炎が約50人に1人程度でおこります。これを発症すると強い頭痛を訴え、嘔吐することもあります。難聴が約1,000人に1人程度でおこります。
年間で約700人がかかっていると推定されており、一生治らない重度の難聴になることがあります。

これらの合併症が発症すると治療方法がないため、ワクチンで予防することが重要です。

世界の多くの国では、おたふくかぜワクチンを定期接種で2回受けているので、流行はあまりありません。しかし日本では、任意接種ワクチンで接種費用が自己負担のうえ、1回だけ接種する習慣になっています。そのため、平均すると毎年約60万人がかかって、多くの子どもが重い合併症で苦しんでいます。

ポイント!

1歳から接種できます。1回目の数年後に2回目を受けるのがしっかりと免疫をつけるために必要です。

おたふくかぜワクチンは、WHO(世界保健機関)が水痘と同様に定期接種にすべきワクチンと位置付けています。現在、定期接種になっていませんが、MRや水痘などのワクチンとの同時接種をおすすめしております。

ご予約はネット予約またはお電話で承っております。